【米どころ新潟の日本酒5選】美味しい日本酒を美しい盃で今日も一杯
2016/01/04
花より団子&クー
2016/01/04 更新
灘には数えきれないほどの日本酒の酒造がありますが、500年の歴史を誇る剣菱もその1つ。結構濃いとか甘いという評価のあるこの日本酒、けんもほろろには片付けられない奥深いお酒でもあるようです。味も、イメージも強そうな剣菱、調べてたら”押し”も強かったです。
「剣菱」という日本酒の由来とその酒標は、永正2年以前(約五百年前)創業者稲寺屋伝によると、天地陰陽夫婦和合の象にて生々たるその瑞気を感じ精気の回天を為すということです。又後の醸主坂上桐蔭の時、井戸より不動明王の尊体顕れ瑞喜し、降魔の剣身と鍔形を酒標とす、とも伝わっています。
そんな、切れ味鋭そうなこの日本酒、どんな種類があるのでしょうか、剣菱君が置いてある居酒屋さんと、剣菱君にぴったりの料理とをいっしょに調べてみました。
剣菱:日本酒の剣菱
辛みと旨みがバランスよく調和した、
飲みやすいやわらかな味わい。
燗にするとさらに旨みが引き立ち、
きりりと引き締まった抜群のキレ味が。
冷やから燗酒まで、多彩な表情が楽しめます。
酒造好適米兵庫県産「山田錦」「愛山」を中心に酒造好適米をふんだんに使い昔ながらの手造りで丹念に作った剣菱500年伝統の味ということです。
黒松剣菱:日本酒の剣菱
口に含んだ瞬間に濃厚な香りがふくらむ、
米の豊潤な味わいを引き出した逸品。
存在感のある旨みは酸味や辛みと相まり、
口のなかで幾重にも広がる
いっそうまろやかなコクへと昇華。
鮮やかなキレが、
上品で心地よい余韻を残します。
辛めなお酒の評判の一方、かなり甘い日本酒ともいわれています。「剣菱」よりも完成度はあるようです。
極上黒松剣菱:日本酒の剣菱
口いっぱいに広がる力強い旨みと、
同時に駆け巡る豪快なキレ。
甘みと辛みが絶妙に調和し、
互いの個性が際立つ
野性味のある口当たりは、飲み応え十分。
直球で迫りくる味わいは、
まさに“極上”の一献です。
やや甘めというのが共通の認識のようです。でも飽きが来ない味で、すらすらと飲める。女性の方などにお勧めの日本酒との意見も。
瑞穂黒松剣菱:日本酒の剣菱
兵庫県産山田錦を使用し、
2年以上熟成させた酒のみをブレンド。
優雅な香りと、
剣菱ならではのコクのある円熟な味わい。
華やかな余韻を残しつつも、
後味の引かないキレの潔さ。
その贅沢な駆け引きが織りなす
ふくよかな奥行きが1杯、2杯と味わい深く、
飲むたびに新たな発見をさせてくれます。
山廃純米酒ということです。辛口ですが味が細いわけではなく、コクもある日本酒だそうです。燗を推薦する意見もありました。
瑞祥黒松剣菱:日本酒の剣菱
兵庫県産山田錦を使用し、
5年以上かけてじっくりと長期熟成させた
古酒のみを厳選してブレンド。
濃厚な芳香と甘みが華やかに調和。
まろやかな口当たりながら、
心地よく飲み干しても
なお口のなかに残る豊潤な旨みは、
ゆっくりと寄せては返す“至福の波”。
円熟のときに満ちた、
年に一度だけの贅沢な味わいをご堪能ください。
純米酒をベースにした大古酒ということです。旨み・力強さが日本酒と言うよりシェリー酒の様な味わいという意見や、やや甘くまったりした印象があります。
2015年 剣菱「灘の生一本」:日本酒の剣菱
灘酒プロジェクトとして「灘の生一本」を一斉発売しているようです。5年目を迎え、各蔵のラベルがリニューアルされました。ラベルデザインとともに9蔵(大関、菊正宗、櫻正宗、沢の鶴、道灌、日本盛、白鹿、白鶴、剣菱)の日本酒を個性別にぜひお楽しみください。剣菱は、近畿地区限定・数量限定で販売しております。
酒商 熊澤:日本酒の剣菱
神戸は元町駅からすぐの日本酒中心の立ち飲み屋さんのようです。剣菱さんがハイジャック状態で、剣菱の蔵元さんが仕切ったイベントを行ったこともあったそうです。
うなぎ松村:日本酒の剣菱
東京は練馬•石神井川の近くにある老舗。有名タレントも訪れたというここにも日本酒は剣菱を扱っているようです。
さつまいものバター焼き
材料 (4人位分)
さつまいも 中1本
バター 10g位
きび砂糖 大さじ1位
メープルシロップ 大さじ1位
太ちくわとパンチェッタの簡単オードブル
材料 (2人分)
太ちくわ 3本
トマト 1/8個
きゅうり 1/8本
スライスチーズ 1/2枚
大葉 6枚
パンチェッタ 50g(薄切り6枚)
以上剣菱さんを見てきました。結構個性的というか、濃くて甘めだけれども辛口だというレビューをよく聞きました。日本酒なのに無色透明でないのは、ろ過をし過ぎて色と一緒に旨みまで抜けてしまわないよう調整しているためのようです。ここにも500年守り続ける”黄色く色づいた伝統の味”を見る気がします。
つきだしも、チーズやバターなどの濃厚系が結構あうようなので、いろいろ試されて灘の日本酒、剣菱を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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